省エネ計算に必要な項目とは何か
一昔前までは考えられないような異常な現象が起きています。
北極の氷が溶けたり、ヨーロッパの氷河がなくなってしまうというようなこともあります。
このように世界規模での異常な自然現象が起きるようになっており、それは地球の温暖化が原因であるという風に言われています。
このような異常気象が続けば、将来地球規模の大規模災害が起きると危惧されます。
このような異常な現象の元凶として地球温暖化が言われている訳ですが、その多くについては人間が住んでいる都市の産業活動などによって放出された二酸化炭素が大きな影響を与えているという風に言われています。
このようなことを背景に、新たな建物を作る際にはその建物で消費するエネルギーを小さく、また外からのエネルギーの出入りが小さくするような省エネルギー設計の建物を建てられることを目指した規制が設けられました。
そのような規制の際に使われる物差しが省エネ計算です。
省エネ計算には、二つの項目からできています。
一つは建物内における消費エネルギーの計算です。
さまざまな項目のエネルギー消費を計算します。
もう一つの部分は、外と中とのエネルギーの出入りの遮断性です。
この様な項目の計算結果を有る基準値以内に入れる事により、建物のエネルギー消費が小さくなるように求められます。
このようにして、建物内部でのエネルギーの消費と外のからのエネルギーの出入りを小さくすることによって、結果として出てくる二酸化炭素も排出量を少なくしようということを目論むものです。